2018年5月18日、観察者網は、冠水した道路でわざと車の速度を上げ、歩行者をびしょ濡れにした男が15日間の拘留処分になったと伝えた。

記事は、最近中国のネット上で話題になった映像について紹介。この映像には、車に乗った若い男が、冠水した道路でわざと速度を上げて車を運転し、校門の前にいた学生などの歩行者に水をかけ、運転している男が大笑いをしているというものだ。

この映像について、山東浜海公安局基地分局は、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の公式アカウントを通して、この車を運転していた男と撮影していた同乗者の男を逮捕し、「治安管理処置法」に基づき、運転していた男を15日間の拘留処分、撮影していた同乗者の男を7日間の拘留処分にしたと発表した。

これに対し、中国のネットユーザーから「教養のない人間だな」「まったく理解できない悪趣味だ」など、強く批判するコメントが多く寄せられた。

また、「軽すぎる。危険運転として実刑にすべきだ」「この種の人間の運転免許証は取り消しにして永遠に運転させない方がいい」「追加で罰金を科した方がいい。拘留してもあまり影響はない。でも500元〜2000元（約8500円〜3万4000円）くらいの罰金を科せば効くと思う」など、厳罰を求める声も多かった。（翻訳・編集/山中）