日テレ放送の「南京大虐殺ドキュメンタリー」、日本での反応は?―中国メディア

Record China    2018年5月18日(金) 7時40分

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17日、人民日報は、日本テレビが放送した南京大虐殺関連のドキュメンタリー番組に対する、日本国内の反応について紹介した。写真は南京大虐殺記念館。

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2018年5月17日、人民日報は、日本テレビが放送した南京大虐殺関連のドキュメンタリー番組に対する、日本国内の反応について紹介した。

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日本テレビは14日未明「南京事件2〜歴史修正を検証せよ」と題した45分間のドキュメンタリー番組を放送した。この番組は、2015年10月に終戦70周年記念として放送されたものの続編という位置づけだ。記事は「番組では、元日本兵が1937年12月16〜17日に中国人捕虜を殺害し、死者は数万人にのぼったことを認めている。また、現存の資料や元兵士の証言に基づき、CG効果を使用して、魚雷営での虐殺シーンを再現した」などと伝えた。

その上で、放送後に日本のネット上で寄せられたコメントとして、「歴史認識は第一歩に過ぎない。反省を戦争再発阻止の力に変えていくことが各個人の使命だ」「日本が敗戦後に関連文書を急いで焼却し、事実を改ざんしたことを暴露するもの。1人の日本人として慚愧(ざんき)に耐えない。戦争の悲劇を再び起こさず、歴史の真相を歪曲しないことを望む」などを紹介した。

記事はまた、明治学院大学国際平和研究所の石田隆至研究員の「日本の加害事実を認めない歴史修正主義の言論を批判するもの。より多くの日本人にこの番組を見てほしい」というコメントや、日本僑報社の段躍中編集長の「NHKの731部隊関連ドキュメンタリーにしろ、今回の番組にしろ、日本のメディア界が歴史を正視し、反省しようとする精神が現れたもの」とのコメントを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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