新型iPadは売れていない?組み立て工場では減産、輸入品価格も低迷―中国

Record China    2012年3月29日(木) 12時58分

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28日、第一財経日報は記事「新型iPadの販売台数は平凡=フォックスコン従業員に休暇、輸入業者は赤字」を掲載した。アップル社は「最高の滑り出し」と発表したが、中国の組立工場、輸入業者は販売不振だと嘆いている。写真は上海市のアップル製品専売店。

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2012年3月28日、第一財経日報は記事「新型iPadの販売台数は平凡=フォックスコン従業員に休暇、輸入業者は赤字」を掲載した。

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3月16日、米アップル社は新型iPadを発売した。最初の3日間で300万台を売り、iPad史上最高の滑り出しだと発表されている。ところが組み立てを担当するフォックスコンでは事情が違うようだ。

iPad組み立てを担当しているフォックスコン深セン工場の労働者によると、今年3月から生産台数は減少し始めているという。以前は1日10時間労働だったところが現在では8時間に短縮されたばかりか、週のうち3日は休みとなってしまった。成都など他地域の工場でも組み立ては行われているだけに、iPadの販売不振と一概に結論づけることはできないが、iPad需要で残業代を稼ごうと意気込んでいた労働者にはショックだったという。

新型iPadの肩透かしに苦しんでいるのは輸入業者も同じだ。中国本土ではまだ正式販売されていないだけに、業者は香港などから輸入した製品を販売している。長期にわたり品不足が続いたiPad2と同様の熱気が期待されていたが、実際は盛り上がりに欠け、値段も低迷している。広州市の輸入業者には新型iPadの在庫が山積み。販売価格も16GBブラックで3150元(約4万1400円)と安い。輸入業者はほとんど利ざやを稼げていないばかりか、赤字になるケースもあるという。(翻訳・編集/KT)

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