Record China 2018年5月10日(木) 18時10分
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9日、共演した俳優の性的暴行疑惑により、女優ファン・ビンビンが主演ドラマ「巴清伝」に投資した12億台湾ドル(約44億円)が泡と消える可能性が高そうだ。
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2018年5月9日、共演した俳優の性的暴行疑惑により、女優ファン・ビンビン(范冰冰)が主演ドラマ「巴清伝」に投資した12億台湾ドル(約44億円)が泡と消える可能性が高そうだ。自由時報が伝えた。
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2015年にヒットした「武則天-The Empress-」に続く、ファン・ビンビンの大型時代劇ドラマとして早くから注目を浴びていたのが、戦国時代を舞台にした「巴清伝」だった。今春にもオンエアとされていた「巴清伝」だが、一転して“お蔵入り”危機が報じられたのは今年3月のこと。相手役で始皇帝を演じる俳優ガオ・ユンシャン(高雲翔)に、ロケ先のオーストラリアで女性への性的暴行疑惑が持ち上がったことによるものだった。なお、ガオ・ユンシャンは今も現地で身柄を拘束され、6月にシドニーの裁判所で再審が行われる。
「巴清伝」については、もともと出演していた台湾の俳優ディラン・クォ(郭品超)が1人二役を演じる形で、撮り直しを行うのではないかと言われていた。しかし、ガオ・ユンシャンの出演シーンを撮り直すには、さらに巨額のコストがかかるため、この計画は実現しない様子だ。
ドラマを製作した唐徳影視公司は、ファン・ビンビンも株主の1人。ヒットを見込んだ「巴清伝」には12億台湾ドル(約44億円)の資金を投じている。もし“お蔵入り”した場合はこれが水の泡と消えることになるが、撮り直し計画についてはこのほどファン・ビンビンのスタッフが「現時点では決まっていない」と語っており、今後の動きが注目されている。(翻訳・編集/Mathilda)
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