Record China 2018年5月10日(木) 12時20分
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9日、韓国日報はこのほど、中朝首脳の海辺散歩について「何が同じで、何が違うか」という見出しで報じた。資料写真。
2018年5月9日、韓国日報はこのほど、中朝首脳の海辺散歩について「何が同じで、何が違うか」という見出しで報じた。
記事では、8日の中国の習近平国家主席と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の大連の海辺の散歩について「先月27日の南北首脳会談の散歩を連想させる」と伝えている。写真を比べてみても、屋外で自然を背景に両首脳が歩きながら対話を交わす姿は、場所が板門店(パンムンジョム)から中国に変わっただけのように感じられる。
全世界に生中継された先月27日の散歩に多くの関心が集中したのは、両首脳二人きりで対話する姿だった。一般人にとって身近に感じられ、金委員長のイメージ改善や北朝鮮を正常な国として認識させる効果を与えたとされる。このことから、今回の金委員長の中国訪問報道も同じ効果を狙ったものとみられている。両国首脳の自然な対話の姿から中朝友好関係を誇示し、これを通じて北朝鮮問題が米韓に集中するのを阻止、中国が主導権を失わないように散歩を再現したと解釈できるという。
一方、記事では大きく異なる点として「通訳」を挙げている。南北首脳会談は通訳なしで行われたのに対し、今回の中朝会談は通訳がいた。海辺の散歩写真では通訳が写らないようにアングルを横にしていたが、映像やお茶を飲みながら会談する場面では二人の後ろに通訳がいることが分かる。
これを受け、記事では最後に「習主席が中朝を『(変わることのない)唇と歯の関係』と表現したように中朝は血盟関係にあるが、通訳が必要のない南北は韓民族」と伝えている。
この報道に、ネットユーザーからは中国に対し「まねしたいほどうらやましかった?」「中国は独創性がない。少しでもよく見えれば何でもまねするんだから」など皮肉交じりのコメントが目立ったが、一部からは「今後こういう会談が増えるだろう。いいものをまねして何が悪いの?」とのコメントが。
また、違いに関しても「感動があるか、感動がないかの差!」など異論を唱えるユーザーも登場した。
ただし、南北首脳会談については 「(散歩が行われたのが橋だったことから)ブリッジ外交の創始者・文在寅(ムン・ジェイン)」「さすがオリジナルは格が違う」など全体的にかなり高評価だった。(翻訳・編集/松村)
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