人民網日本語版 2018年5月4日(金) 16時40分
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(国務委員会委員長)は3日、訪朝した中国の王毅(ワン・イー)国務委員兼外交部長(外相)と党中央本部で会談した。
王氏はまず習近平(シー・ジンピン)国家主席から金委員長への親しいあいさつの言葉を伝えた。王氏は「先般、金委員長が訪中に成功した。習近平総書記が金委員長と歴史的会談を行い、一連の重要な共通認識に至り、中朝関係に新たな章を開き、中朝関係が新たな発展段階に入る計画と先導をした。私の今回の訪問は両国最高指導者の決めたことをうまく、しっかりと実行するためのものだ」と表明。
また、王氏は「朝鮮側は時勢をよく推し量り、果断な決定をし、朝鮮半島情勢を積極的な変化へと導いた。中国側は北南指導者が会談に成功し、画期的な板門店宣言を発表したことを支持し、祝す。会談は朝鮮半島問題の政治的解決にプラスの契機をもたらした。中国側は朝鮮半島の戦争状態の終結、休戦協定から平和協定への転換を支持し、朝鮮側が戦略の重心を経済建設に変えることを支持し、朝鮮側が非核化プロセスを推進する中で自らの正当な安全保障上の懸念を解決することを支持する。中国側はこのことについて朝鮮側と意思疎通を継続し、協調を強化したい」と表明した。
金委員長は王氏に習主席への親しい挨拶の言葉を託した。金委員長は「朝中友誼は両国の上の世代の指導者が残した貴重な遺産だ。朝中友好協力の強化・発展は朝鮮側にとって揺るぎない戦略方針だ。先般、私は中国訪問を行い、習主席と広範かつ踏み込んで交流し、重要な共通認識にいたり、実り豊かな成果を得た。朝鮮側は中国側と共に、朝中友好関係を新たな、さらに高い段階へと推し進めたい。朝鮮側は、朝鮮半島の平和・安定に向けた中国側の積極的な貢献を高く評価する。中国側と戦略的な意思疎通を強化したい」と表明。
さらに、金委員長は「朝鮮半島の非核化実現は朝鮮側の揺るぎない立場だ。このところ、朝鮮半島情勢に生じている積極的な変化は意義あるものであり、朝鮮半島問題の平和的解決にプラスだ。対話の再開を通じて、相互信頼を確立し、朝鮮半島の平和を脅かす根本的原因を議論し、取り除きたい」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/NA)
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