Record China 2012年3月19日(月) 19時31分
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19日、経営再建中の日本航空(JAL)がワイドボディ双発ジェット機「ボーイング777」のパイロット45人を中国南方航空(CZ)にレンタルすることが明らかになった。写真は広州白雲国際空港の中国南方航空機。
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2012年3月19日、北京のタブロイド紙・京華時報(電子版)によると、経営再建中の日本航空(JAL)がワイドボディ双発ジェット機「ボーイング777」のパイロット45人を中国南方航空(CZ)にレンタルすることが16日、明らかになった。レンタル期間は3年。人民網日本語版が伝えた。
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JALとCZはこのほど、レンタル合意書に調印。CZの劉●(リウ・チエン、●は糸へんに千)副総経理やJALの進俊則・常務執行役員らが調印式に出席した。
中国では近年、航空需要が拡大していることを背景に、CZもパイロットが不足しており、同社は今回のパイロットレンタルにより、少しでもその問題が解消されればと期待している。レンタルされるパイロットは19日より、任務に就く。
一方のJALは経営破綻後、燃費が悪いジャンボ機の全廃や、赤字路線からの撤退を急速に進め、パイロットに一時的な余剰が出ていた。レンタル出向したパイロットの人件費はCZ側が負担するため、JALは年間数億円程度の人権費を節約できると見込んでいる。
現在、中国のほかに韓国でも、ジャンボ機を含めパイロットが不足しており、パイロットレンタルのニーズが高まっている。(編集/TF)
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