修学旅行で平壌に、韓国国民が南北融和に期待=韓国ネット「まだ統一されたわけでもないのに時期尚早」「来年には平壌冷麺を食べに行きたい」

Record China    2018年5月1日(火) 8時40分

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29日、韓国・毎日経済によると、南北首脳会談翌日の28日、多くの韓国国民から北朝鮮との平和を望む声が寄せられている。写真は平壌。

2018年4月29日、韓国・毎日経済によると、南北首脳会談翌日の28日、多くの韓国国民から北朝鮮との平和を望む声が寄せられている。

京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市にある、北朝鮮との軍事境界線付近を見渡すことのできる烏頭山(オドゥサン)統一展望台を訪れた小学生は「一日も早く統一され、白頭山(ペクトゥサン)にも行って北朝鮮の友人にも会ってみたい」と語った。烏頭山統一展望台顧客サポートチームのソン・ギスチーム長は「土曜日(28日)に2850人が訪れた。日曜日には3000人を予想している」とし、「平年より800〜1000人程度増加した水準」と述べた。

また、同様に北朝鮮側を望むことができる臨津閣(イムジンガク)を訪れたキムさん(76)は、「南北首脳が会ったという事実がまだ信じられない」とし、「一日も早く政府と北朝鮮側が離散家族を苦しみから解き放ってほしい」と望みを語った。

教育界でも地方自治体や学校を中心に南北交流拡大への期待感が高まっており、 南北首脳会談を大講堂で視聴したソウルの高校生100人は会談後、「修学旅行で北朝鮮に行きたい」と望みを語った。また、南北間の教育交流拡大への期待感はすでに先月25日、光州(クァンジュ)市教育庁が大統領府と統一部、南北首脳会談準備委員会に修学旅行の訪朝提案書を提出したことが明らかになっている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「まだ統一されたわけでもないのに、時期尚早だ」「今、北朝鮮に行くのは命がけだぞ」「延坪島(ヨンピョンド、2010年11月に北朝鮮からの砲弾が着弾した)、天安(チョナン)艦(2010年3月に艦後方が爆発。北朝鮮によるとされている)を含め、大勢を殺した国だぞ。そんな国に修学旅行で行くだって?」など、北朝鮮への融和ムードを警戒する一方、「来年には平壌(ピョンヤン)冷麺を食べに行きたい」と、期待の声もみられた。

その他に、「韓国メディアはすでに北朝鮮に操られている」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)

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