喫煙大国中国のたばこ専売企業、年間利益が米ウォルマートを上回る―米メディア

Record China    2012年3月14日(水) 9時44分

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12日、中国のたばこ専売国営企業・中国煙草総公司の年間純利益が世界小売最大手の米ウォルマートを上回ったことが分かった。

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2012年3月9日、CNNによると、興業銀行がこのほど発表した報告書から、中国のたばこ専売国営企業・中国煙草総公司の2010年の年間純利益は世界小売最大手の米ウォルマートや金融世界大手の英HSBCを上回ったことが分かった。12日付で環球時報が伝えた。

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中国煙草総公司の10年の売上高は7704億元(約10兆152億円)、純利益は1177億元(約1兆5300億円)だった。米ブルームバーグ通信によると、HSBCの最近の年度当たり利益は168億ドル(約1兆3890億円)、ウォルマートは157億ドル(約1兆2984億円)。中国煙草総公司の純利益は、世界たばこ大手の米フィリップモリス、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、アルトリア・グループの3社の利益の合計を上回る。

世界保健機関(WHO)によると、中国の喫煙人口は約3億5000万人。喫煙を男らしさの象徴ととらえる伝統があり、毛沢東ら歴代指導者の肖像画もたばこをくゆらせたものが多い。一方、中国では年間約100万人が喫煙に起因する疾病で死亡。政府は公共の場所での禁煙を強化しているが、たばこ関連の財政収入も莫大で、昨年は950億ドル(約7兆8620億円)に達した。(翻訳・編集/AA)

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