香港の病院が出産料金を引き上げ=本土からの駆け込み出産対策?―中国

Record China    2012年3月14日(水) 19時3分

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12日、中国新聞社は、中国本土妊婦の香港での出産が急増する中、香港の病院が産婦人科の診療及び出産料金を再度引き上げると報じた。写真は1月1日、中国山西省に生まれた赤ちゃん。

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2012年3月12日、中国新聞社は、中国本土妊婦の香港での出産が急増する中、香港の病院が産婦人科の診療及び出産料金を再度引き上ると報じた。

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ここ数年、香港の高水準な医療や教育を子供に受けさせるため、中国本土の妊婦が香港で出産するケースが増えている。中でも出産間際に香港へ行き、そのまま香港で出産するという駆け込み出産が急増しており、これは病院の負担ともなっているため、問題視されている。ついには、香港病院管理局が香港女性の権利を守るために、中国本土から出産に来る女性の数を年3万5000人前後に制限すると発表した。

こうした中、香港の明徳国際病院は、2011年11月の料金引き上げ以来、2度目の料金引き上げを2012年9月より実施すると発表した。今回は10%引き上げる。その理由として同病院は「運営コストの確保」を挙げている。

このほか、2011年7月に値上げを行った●湾港安病院(●=草冠に全)も、2012年の7月に再び料金を3%引き上げるという。

2011年の明徳国際病院の出産件数は前年比1.5%の増加で、中国本土からの出産件数は全体の8%から10.5%に上昇した。●湾港安病院の2011年の出産件数は25%増加し、中国本土からの妊婦は全体の72%から79%に増加した。(翻訳・編集/内山

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