動物園で人気のメスのパンダ、実はオスだった!―中国

Record China    2018年4月26日(木) 0時40分

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25日、瀋陽晩報によると、中国遼寧省瀋陽市の瀋陽森林動物園で来園客から人気のあったメスのパンダ「浦浦」が、実はオスだったことが判明した。写真は動物園の微博より。

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2018年4月25日、瀋陽晩報によると、中国遼寧省瀋陽市の瀋陽森林動物園で来園客から人気のあったメスのパンダ「浦浦」が、実はオスだったことが判明した。

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間もなく4歳になる「浦浦」は成熟期に入り、性別の特徴がはっきりしてきた。このほど、中国パンダ保護研究センターのスタッフが「浦浦」の映像を確認していたところ、後ずさりや足を持ち上げるなどのオスに特徴的な行動が見られた。センターから連絡を受けた動物園の飼育員が詳しく検査した結果、「浦浦」はメスではなくオスだったことがわかったという。動物園は24日に「パンダ・浦浦の性別に関する声明」を発表し、正式にオスだったと発表している。

動物園によると、パンダは出生時に100グラムほどしかなく、生殖器がはっきりしていないことなどから、大型哺乳類の中で性別の判別が難しいとされている。特にオスの場合は、3歳前後になってようやくはっきりとした特徴が表れてくるといい、それまでは判別を誤ることも少なくないそうだ。性染色体を検査することも可能だが、希少動物ということでそうした方法が取られることはあまりないという。

なお、「浦浦」と同時期に生まれ、一緒に同動物園にやってきたほかの3頭の性別には訂正はなかったようだ。(翻訳・編集/北田

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