重慶市トップの薄熙来氏、腹心の亡命未遂事件は「自分の監督不行き届き」―中国

Record China    2012年3月9日(金) 19時41分

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9日、中国共産党の最高指導部、中央政治局常務委員会入りが有力視されている薄熙来・重慶市委書記が、腹心の王立軍・副市長が米総領事館に駆け込んだ問題について、「自分の監督不行き届き」と責任を認めた。写真は9日、全人代重慶代表団の開放日。

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2012年3月9日、中国共産党の最高指導部、中央政治局常務委員会入りが有力視されている薄熙来(ボー・シーライ)重慶市委書記が、腹心の王立軍(ワン・リージュン)副市長が米総領事館に駆け込んだ問題について、「自分の監督不行き届き」と責任を認めた。香港フェニックステレビが伝えた。

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薄氏は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)開催中の北京・人民大会堂で記者会見に応じ、王副市長の事件について、同副市長が現在、関連部門の調査を受けていることを明かした。また、同事件に関する個人的な見解として、「確かに自分の監督不行き届きがあったことを認める」と述べた。

また、同副市長の事件を「個別の案件」としたことについて、「重慶の大部分の公安幹部・警察や民警(人民警察)は良い人間。王副市長の事件により、彼らの功績が抹殺されてはならない」との考えを示した。

2007年12月に重慶市トップの座についた薄氏は、「打黒行動」(汚職官僚及びマフィアの摘発キャンペーン)を展開、汚職の蔓延に不満を感じていた市民から喝采を受けている。(翻訳・編集/NN)

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