Record China 2012年3月9日(金) 12時40分
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8日、中国5000年の歴史は食文化にも反映されているが、経済成長とともに海外との接触が増えたことで、中国人の特異な食文化が世界各国の人々を驚かせている。写真は野生保護動物を扱っていたとして摘発された海南省三亜市のレストラン。
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2012年3月8日、台湾のNOW news(今日新聞網)によると、中国5000年の歴史は食文化にも反映されているが、経済成長とともに海外との接触が増えたことで、中国人の特異な食文化が世界各国の人々を驚かせることが増えている。
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このほど海外で絶滅の危機にひんしているカメを食べたことで中国人労働者が逮捕された。また、フカヒレを好んで食べることは米国などで激しい非難を浴び、元NBAプレーヤーの姚明(ヤオ・ミン)氏が「もうフカヒレを食べるのはやめよう」と呼び掛けたことも記憶に新しい。
重慶市の名物「火鍋」もカエルや小鳥、ヘビなどの食材を入れることがあり、外国人にとっては不可解な食べ物となっているほか、「食は広州に在り」とうたわれる広東省の珠江デルタ地域ではネコやヘビは当たり前で、ネズミまで食卓に上る。まさに「テーブル以外は4つ足なら何でも食べる」世界だ。
食の専門家は、中国の食習慣を変えていくにしても一定の期間が必要だとし、生活に根付いた食文化を改めていくのは難しいが、近年漢方薬メーカーが熊の胆を採るため熊に虐待を加えていると指摘され問題となっているように、動物に対して苦痛を与える行為は人道的な立場から行うべきではないと指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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