東南アジアに広がる中国語学習熱、ベトナムだけは冷たい対応―香港紙

Record China    2012年3月10日(土) 7時9分

拡大

5日、東南アジアでは最大の貿易パートナーである中国の言葉を勉強する人が増えている。写真はマレーシアの華人経営の貸本屋。

(1 / 4 枚)

2012年3月5日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは記事「英語の地位を追撃する中国語」を掲載した。8日、環球時報が伝えた。

その他の写真

中国の台頭に伴い、東南アジアでは中国語が英語同様にビジネスでは不可欠の言葉となっている。もっとも2カ国語を習得するのは容易なことではない。たとえ人口の4分の3を華人が占めるシンガポールですら例外ではない。

2009年、シンガポール政府は中国語学習に対する補助金支給を始めた。英語と中国語をマスターした人材を求める企業が多いだけに、中国語クラスは人気を集めている。シンガポールの華人は普段、福建語や広東語を使っている人が多く、標準中国語を話せない人も少なくない。

今や中国は東南アジアの最大の貿易パートナーだけに中国語学習に熱が入るのも納得するところ。ところがベトナムだけは中国語学習熱に背を向けている。中越戦争以来、大学での中国語教育が中止されたため、中国語教師の数が著しく不足していることも要因となっている。ベトナム政府は2020年までに若者に英語を習得させようという計画を推進しているが、ある経済学者は中国の成長は今後も続くため、ベトナム政府はいずれ中国語軽視を後悔するだろうと警告している。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携