ドラゴンボート転覆事故で多数の死者、なぜこれほどの惨事になったのか―中国

Record China    2018年4月23日(月) 12時30分

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21日、広西チワン族自治区桂林市でドラゴンボートの転覆事故が発生した。多くの死者を出す大惨事となった原因はどこにあったのか。

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2018年4月21日、中国・中央人民広播電台によると、広西チワン族自治区桂林市でドラゴンボートの転覆事故が発生し、多数の死者を出す大惨事となった。

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事故が起きたのは21日午後1時40分ごろ。桂林市秀峰区魯家村の桃花江で地元の村人たちが乗ったボート2隻が横転、転覆した。ボートは全長18メートルの30人乗りで、当時合わせて60人近い村人がボートに乗っていた。この時期のドラゴンボートは重要な地域の伝統行事で、村人たちはその練習をしていたという。

地元消防部門から80人余りが救助にかけつけたが、17人もの死者が出た。なぜこれほどの惨事になったのか。

救助にあたった消防部門の責任者は、「村人の多くが救命胴衣を着用していなかったことや、事故が起きたのは水流が複雑になりやすい川のせきの前だったこと、ボートをこぐ練習で体力を消耗していたこと、さらに雨で水が濁っていた上に流れも急になっていたことが被害を大きくさせたのではないか」と話しているという。

同市は事故が起きた具体的な事故原因について、詳しい調査を続けている。(翻訳・編集/岡田)

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