Record China 2018年4月20日(金) 14時50分
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中国商務部の高峰報道官は米トランプ政権の対中経済政策について、「こざかしくわがままなことをするな」「われわれの決心を甘く見るな」などと、屈服する考えのないことを改めて強調した。資料写真。
中国商務部(商務省)の高峰(ガオ・フォン)報道官は19日の定例記者会見で、米トランプ政権の対中経済政策に改めて反発した。米国側の一連の中国対抗措置に対して「最終的には米国自身を傷つける」「こざかしくわがままなことをするな」「われわれの決心を甘く見るな」などと述べ、屈服する考えのないことを改めて強調した。
高報道官は、米トランプ政権の対中経済政策について、「一見すると中国に向けられたものだが、最終的には米国自身を傷つける。(米国から)万単位の就業機会を奪うだけでなく、100社、1000社の関連する米国企業に影響を与え、国際社会の米国における投資・ビジネス環境に対する信用が揺らぐ」「こざかしくわがままなことをしないでほしい。さもなければ、米国自身が果実を食べる(報いを受ける)ことになる」と主張。
さらに、「市場では対米貿易や投資についての懸念が、普遍的に発生している」と論じ、米政策が株価などの引き下げ要因になっていると示唆した。
高報道官は中国側の対応について、「中国側の決心を甘く見ないでほしい」と述べ、米国の対中経済政策を「一方的な保護主義政策」と断じた上で、「中国に譲歩を迫るなら、そろばんをはじき違えている。中国は断固として国家と人民の利益を守る。この決意と信念は、いささかなりとも動揺しない。われわれは断固として闘争する」と述べた。(翻訳・編集/如月隼人)
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