ハードルの劉翔選手がまた両会を欠席、専門家が辞任勧める―中国

Record China    2012年3月5日(月) 17時18分

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3日、政協委員を務める男子110メートル障害の劉翔選手が競技に参加する都合により、今年の両会も欠席することがわかり、問題視されている。写真は11年時の劉選手。

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2012年3月3日、NOW news(今日新聞網)によると、「アジアの昇り龍」「中国飛人」と呼ばれる男子110メートル障害の劉翔(リウ・シアン)選手が競技に参加する都合により、今年の両会も欠席することがわかった。批判的な見方も多く、自主的に政協委員を辞任すべきだとする専門家も出ている。

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劉選手は今年の両会で「スポーツ選手の素養教育に関する問題」という提言を行う予定だったが、昨年に続き今回の両会も欠席することがわかった。提言書が提出されるかどうかもわからないという。

劉選手は2008年、2009年、2011年の両会を欠席しており、両会の欠席はこれで4回目。いずれも競技への参加を理由にしているが、復旦大学思想史研究センターの白鋼(バイ・ガン)事務局長は、出席回数が少ない政協委員に対しては口頭での訓戒を行うべきだと指摘。北京師範大学政治学・国際関係学院の副教授も、規則を改定して2回欠席した委員は理由にかかわらず代表を辞任させるべきだとしている。

これまで政協委員の両会欠席などに対する規制は少なかったが、広東省広州市では2011年から欠席者の名簿を公表して、委員の意識向上と市民による監視を図るなどの対策をとる動きも現れている。(翻訳・編集/岡田)

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