2012年3月3日、イタリアスポーツ紙ガゼッタ・デロ・スポルトは、中国スーパーリーグの広州恒大が元イタリア代表監督のマルチェロ・リッピ氏に監督就任のオファーを出したと報じた。網易が伝えた。

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リッピ氏は2006年、イタリア代表を率いてW杯を制した名監督。クラブチームでもユベントスを率いてリーグ優勝5回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝1回という好成績を残している。2010年にイタリア代表監督を辞して以来、多くのオファーが殺到しているがすべて断っているという。

この名監督に目を付けたのが、豊富な資金力を背景に昨年圧倒的な力で中国スーパーリーグを制した広州恒大。ガゼッタ・デロ・スポルトの取材に答えた広州恒大の劉永灼（リウ・ヨンジュオ）理事長は、なんと年俸1000万ドル（約8億1800万円）という破格のオファーを提示したと明かした。

この破格のオファーにリッピ監督も中国行きを決断するのではないか、とガゼッタ・デロ・スポルトは予想しているが、リッピ監督サイドは広州恒大からの接触はないと否定するコメントを出している。（翻訳・編集/KT）