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日本料理が大好きな中国の“新星”アレン・レン、出世作のドラマの苦労語る

Record China    2018年4月13日(金) 11時0分

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中国の超大型ラブ史劇「麗王別姫(れいおうべっき)〜花散る永遠の愛〜」で後の第11 代皇帝である李俶(りしゅく)を演じた“新星”アレン・レンが同作の日本でのDVDリリースに合わせインタビューに応えた。

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総製作費43 億円、チャン・イーモウのドリームスタッフが放つ、超大型ラブ史劇「麗王別姫(れいおうべっき)〜花散る永遠の愛〜」で後の第11 代皇帝である李俶(りしゅく)を演じた“新星”アレン・レン(任嘉倫)が同作の日本でのDVDリリースに合わせインタビューに応えた。

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「麗王別姫(れいおうべっき)〜花散る永遠の愛〜」は、楊貴妃を中心とした唐の時代に、数奇な運命をたどった“幻の妃”の見果てぬ愛を描いた珠玉の宮廷ラブストーリー。ヒロインの沈珍珠(しんちんじゅ)を、中国のハリウッド女優ジン・ティエン(景甜)が、そしてその相手役をアレン・レンが演じている。

同作で一気に中国芸能界のスターダムにのし上がったアレン・レンは9 歳から16 歳まで卓球選手として活躍するも、怪我を機に引退。2014年に俳優デビューするという異色の経歴の持ち主。抜群のルックスと確かな演技力で視聴者を魅了し、本作で大ブレイクを果たした。

■出演のきっかけは?

実は僕は、もともと李俶の弟役を演じる予定だったんです。でも、監督と2時間ほど話した結果、僕の性格が李俶のほうに似ていると感じた監督がプロデューサーと協議して、僕を李俶役に決めたんです。こうして、僕は幸運にも李俶を演じることになりました。

ドラマへの出演の決め手とはストーリーです。ラブストーリーだけでなく1つの国家について描いている物語に心を動かされたからです。そして、李俶という役は僕にとって大きなチャレンジとなりました。僕と「麗王別姫」という作品がお互いを選んだと言っていいと思います。

■撮影中、楽しかったこと、大変だったことは?

楽しかったことは多くの先輩俳優さんたちと共演できて、そこから学ぶことができたことです。みなさんが僕をサポートしてくださり、気持ちの処理やコントロールの仕方を教えてくださいました。先輩方と演技をすることで、感情の変化の把握の仕方、仕草による細かい感情表現についても学ぶことができました。これがドラマの撮影で一番楽しかったことです。

大変だったことは毎日大量のセリフ、大量の演技をこなさなければならず、ほとんど眠る時間もなかったことです。時には睡眠時間が3時間を切ることもあり、最後のほうは疲れきった体を引きずって現場に行っていました。いくつかのシーンを万全の体調で臨めなかったことは、残念に思っています。

■撮影現場の雰囲気はどうでしたか?

このチームと150日間一緒に過ごしました。一緒にいる時間が長かったので、現場ではどの人ともいい関係を結ぶことができました。共演の俳優さんたちとも一緒に話したり笑ったりしていたので、全体の雰囲気はとても楽しく、今でも懐かしいです。

■出演を経て、変わったことはありますか?

仕事の面ではさらに忙しくなりましたし、宣伝活動も増えましたね。僕を好きになってくれる方が少しずつ増えていくのを実感すると同時に、プライベートの時間はなくなっていきました。「麗王別姫」の後、もう何本かのドラマを撮り終えて、今、また別のドラマの現場にいます。今やドラマの撮影がプライベートみたいなものですね(笑)。

■ご自身が歌われている劇中歌の、李俶のテーマ曲「栄耀」はどんな歌ですか?

「栄耀」は李俶が自分の感情と向き合い、政治局面と向き合ったうえで感じる思いを表現した歌で、彼の情と信義、抱負を感じ取ることができます。この歌をレコーディングする際には、ドラマを撮影したときの一つ一つの情景、一人一人の人物が目の前に浮かんできましたので、その感動も表れているのではないかと思います。このドラマのために努力してくださったスタッフ一人一人に感謝したいですし、またみなさんと一緒に仕事をしたいと思います。

■日本のファンにむけて

「麗王別姫」は涙を誘うドラマです。一番の見どころは李俶と沈珍珠とのラブストーリーで、その展開も魅力的です。僕たちの演技を楽しんで、このドラマを応援していただければうれしいです。きっと日本のみなさんにも楽しんでいただけると思います。また、日本料理が大好きですなので、いつか日本に行って本場のグルメを味わってみたいです。(編集/内山

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