2018年4月11日、楚天都市報によると、湖北省武漢市の武昌工学院の講義で教授が行った説明が話題になっている。

記事によると、同学院で「経済法」の講義を担当する袁岑（ユエン・ツェン）教授は、「もし母親と彼女が一緒に水の中に落ちたら、どちらを先に助けるか」という問いに「法理の角度」から回答。「子は両親を助ける法的義務を負っているが、結婚前の恋人は“愛情”だけで義務はない。そのため、先に彼女を助けるのは実は一種の違法行為なのです」と説明したという。

この説明は複数の中国メディアが取り上げており、人民網の中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の投稿には、5万件あまりの“いいね”と2万件以上のコメントが付くほど注目を集めている。他のユーザーから評価の高いコメントには以下のようなものがある。

「この1000年続いた難題にようやく模範解答が生まれた！」

「私たち法学部の学生にとっては当たり前過ぎてニュースでも何でもない」

「母親は一人、彼女はまた探せる」

「当然だよ。彼女なんていないもん」

「違法！？。彼女いなくてよかった」

「彼女じゃなくて妻だったら？」

「彼女『私のために法律を犯すこともできないの？。安心して嫁げないわ』」

袁教授のこうしたユーモラスな説明は学生に人気で、過去には「私はジャック・マー（アリババの創業者）の子どもです。学校という閉鎖された環境で、1本2元のミネラルウォーターを売ります。どうすれば競合する他者に勝てるでしょうか」という例題を出したこともあるそうだ。ちなみに答えは、「1本1元で売ります。ジャック・マーの子どもなので完全に損をすることはありません。まず、体力のない競争相手を市場から追い出します。それから1本をただにします。1本買ったら1本おまけします。そうして、すべての競争相手が倒産したら、この市場は私のものです」だった。（翻訳・編集/北田）