2012年2月24日、韓国紙・東亜日報によると、韓国政府及び野党は中国で拘束された脱北者に対して韓国国民証明書の発行を検討するなど、さまざまな手段を通じて強制送還回避を試みている。環球網が伝えた。

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韓国では数十人の脱北者が中国当局に拘束された問題が注目を集めている。間もなく北朝鮮に送還されるとみられているが、在韓国中国大使館前で抗議デモが起きるなど世論の関心も高い。韓国与野党は合同代表団を中国に派遣する方針を固めたほか、脱北者への人道的待遇を中国赤十字に申し入れることを決めた。

また李明博大統領が国際ルールにのっとった解決を中国に求めたほか、韓国外交通商省はこの問題を国連に提起し国際社会の支持を求める方針も明らかにしている。一方、中国外交部はいわゆる脱北者は難民ではなく、経済的理由で違法入国した犯罪者と主張。強制送還は各国の利益と国際的慣例に沿うものだと反論している。（翻訳・編集/KT）