Record China 2018年4月9日(月) 16時30分
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トランプ米大統領がツイッターへの投稿で「貿易問題で何が起ころうが、習主席と私は常に友人だ。中国は貿易障壁を下げるだろう」などと投稿したことについて、中国紙・環球時報は9日、「トランプ氏の手法に用心すべきだ」と指摘した。資料写真。
2018年4月8日、トランプ米大統領がツイッターへの投稿で「貿易問題で何が起ころうが、習主席と私は常に友人だ。中国は貿易障壁を下げるだろう」などと投稿したことについて、中国紙・環球時報(電子版)は9日、「トランプ氏の手法に用心すべきだ」とするコラム記事を掲載した。
記事はまず、トランプ大統領が8日夜(北京時間)、「貿易問題で何が起ころうが、習主席と私は常に友人だ。中国は貿易障壁を下げるだろう。そうすることが正しいからだ。関税でも知的財産権でも合意が成立するだろう」などとツイッターに投稿したことを紹介した。
また、大統領の投稿を受け、「米国メディアは即座に『トランプ大統領の中国に対する圧力が成功し、中国が譲歩する』などと暗示するような報道を始め、大統領腹心の話として『貿易戦争で威嚇する大統領の決定は中国に圧力をかける交渉戦略だった』とさえ報じるメディアも現れた」とした。
その上で記事は、トランプ大統領のツイッターへの「意味深な」投稿について、「中国海南省で経済会議『ボアオ・アジア・フォーラム』が開幕し、中国がまもなく一連の改革開放政策を発表するというこの時期に突然、『中国が関税を引き下げて知的財産権を保護することで米国と合意する』などという発言をしたことに疑念の目が向けられている」と指摘。「結局のところトランプ氏は、米国内の多くの政策上でこうした『票集め政治』をしている」と論じた。(翻訳・編集/柳川)
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