元高ドル安で海外からの代理購入が人気に、ブランド品求める人が急増―中国

Record China    2012年2月23日(木) 16時44分

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21日、人民元の為替レート切り上げで元高ドル安傾向が進み、中国で海外からの代理購入人気が高まっている。写真は人民元と米ドル。

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2012年2月21日、中国新聞社によると、人民元の為替レート切り上げで元高ドル安傾向が進み、中国で海外のネットショッピングの人気が高まっていると、香港の中国通訊社が報じた。

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米ニューヨークで代理購入業を営んでいる燕(イエン)さんは、この1カ月で米国内の大型スーパーや格安店で仕入れた商品1万3000点を中国本土客に売りさばいた。元高が進むにつれ、燕さんのような業者から海外ブランド品を格安で手に入れたがる中国本土客が急増。燕さんの店では、この1年の売上数がそれ以前の3年間の総数を上回った。

確かに、中国本土で同じ物を買うより格段に安い。例えば、ニューヨークのファッションブランド・Theory(セオリー)のダウンジャケット。正規の値段は500ドル(約3万9000円)だが、セールともなれば、代理購入の手数料と送料がかかっても中国本土の買い手はその半額で手に入れることができる。

中国電子商取引研究センターの「2010年度中国電子商取引市場データ観測報告」によれば、2010年の代理購入の取引規模は120億元(約1520億円)だったが、これが2012年には480億元(約6080億円)にまでふくれあがると予測されている。(翻訳・編集/岡田)

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