Record China 2018年4月5日(木) 22時50分
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4日、中国のスポーツメディア・騰訊体育は、「日本は香川だけじゃなかった」と題し、欧州リーグでプレーする日本人選手を紹介した。資料写真。
2018年4月4日、中国のスポーツメディア・騰訊体育は、「日本は香川だけじゃなかった」と題し、欧州リーグでプレーする日本人選手を紹介した。
記事は、「本田圭佑、長友佑都、香川真司など、2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)後に欧州の主要リーグに出ていった選手たちがまもなく人々の注目から外れようとしている。しかし、世代交代の波は絶えずやって来るもので、日本人選手の欧州での歩みは決して止まってはいない。今シーズン、ポルトガル、ベルギー、オランダでプレーする3選手は注目に値する」として、3人を紹介している。
まずはポルトガル1部リーグのポルティモネンセでプレーしているMF中島翔哉。先日の欧州遠征のマリ戦でデビュー&初ゴールを記録したことは記憶に新しい。記事は中島について、「2017年上半期にFC東京で絶対的な主力となり、ポルティモネンセではチームで2番目に多くゴールを決めている」「27試合で9ゴールをマークしている中島への各国メディアの評価は高い」「ハリルホジッチ監督の日本代表は攻撃で縦に速い選手、積極的に守備をする選手を求めている。これはまさに、ポルトガルリーグの戦術の特徴でもある」などと伝え、「彼の次なる目標はロシア(W杯)への切符をつかむこと」とした。
続いては、ベルギー1部のアンデルレヒトでプレーするMF森岡亮太だ。記事は、「冬にクラブに移籍してきた森岡は、3ゴール1アシストと活躍。すでに攻撃の核となっている」「昨夏にベフェレンに加入した森岡は24試合に出場し、7ゴール11アシストをマーク。細身で優雅なプレースタイルは『古典的な10番』と評される。チームメイトが『ボールを持ったらまず森岡を探す』と言われるように、チームも彼のためのシステムを採用していた」「ベフェレンでは周囲の選手が走ることで森岡にチャンスを生んでいたが、アンデルレヒトでは自らがランニングして味方のチャンスを作ることを求められた。しかし森岡は新しい戦術の中で自らの力を発揮した。彼の適応能力、個人の能力の高さが分かる」などと解説した。
そして3人目が、オランダのフローニンゲンでプレーするMF堂安律。記事は「上記2人がロシアW杯を狙う選手であるのに対し、1998年生まれの堂安は2020年の東京五輪のカギとなる選手と見られている」「U19アジア杯で最優秀選手に選ばれてから、彼のプロ人生はロケットのようなスピードで進んだ。他の多くの日本人選手同様、フィジカルに頼るのではなく、優れた足元の技術、そして視野の広さを持っていることで味方に素晴らしいタイミングで気持ちの良いパスを供給することができる」「遠藤保仁と同じチームでプレーした経験が大きく、これが間接的に日本の次代のゲームメーカー(堂安)の急速な成長を助けた」と分析した。
記事ではこの他、小林祐希や奥川雅也、井手口陽介らにも言及。一方、中国の選手が欧州リーグでなかなか思うような活躍ができないことを紹介し、「中国の選手は個人の能力、プロとしての素地、技術や戦術への意識において、日本の選手との間に大きな差があると言わざるを得ない」「残念ながら、欧州のクラブが中国選手を獲得するのは実力よりも経済的な効果の方がウエイトが大きいのははっきりしている」とし、「とどのつまり、われわれに必要なことは相手との差をまっすぐに見つめ、その差を埋める方法を努力して見つけることだ」と結んでいる。(翻訳・編集/北田)
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