2012年2月19日、環球時報によると、ロイターは17日、中国国家統計局が経済関連データの信頼性を高める新たなコンピュータシステムを導入すると伝えた。

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中国国家統計局によれば、このシステムは工場や不動産開発企業、百貨店など70万社の経営データの報告を毎月受けることができ、全国の工業生産高・販売高の9割をカバーできるという。急速な経済成長により国際的な影響力を得たのに応じて、統計面の正確性も高めようという狙い。

これまでそうしたデータは地方政府の統計にかかわる幹部に依存せざるを得なく、統計が水増しされることも多かったが、国家統計局の馬建堂（マー・ジエンタン）局長は、新たなシステムの導入でデータ採取が大幅に短縮され、データの改ざんや収集漏れをくい止めることができるとともに、統計上の変化や動向にも対応しやすくなるとしている。（翻訳・編集/岡田）