Record China 2018年8月5日(日) 20時30分
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2日、日本新華僑報網は、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに訪日外国人年間4000万人の目標を達成すべく、日本政府が100カ所の「日本遺産」を定める計画であると伝えた。写真は外国人観光客。
2018年8月2日、日本新華僑報網は、2020年の東京五輪・パラリンピックまでに訪日外国人年間4000万人の目標を達成すべく、日本政府が100カ所の「日本遺産」を定める計画であると伝えた。
外国人観光客に地方の魅力をPRすべく日本の文化庁が積極的に評定を進めている「日本遺産」は、地方自治体が持つ古い街並み、遺跡、伝統芸能、伝統文化などの魅力や特色を語る「ストーリー」とされており、地方都市の文化遺産やストーリーを「ブランド化」するとともに、国内外に宣伝する狙いがある。
「日本遺産」の制度は2015年にスタートし、現在までに43の道府県にある67のスポットが選ばれている。今年だけで13スポットが新たに追加され、「桃太郎」のストーリーがある岡山県岡山市、倉敷市、総社市、赤磐市などが入選した。文化庁は20年までに「日本遺産」の数を100にまで増やす予定で、認定されたスポットは3年間にわたり、文化庁が多言語公式サイトの制作、トイレや公共用ベンチ、案内板の設置、ガイドの研修を支援する。
在日中国人の陸(ルー)さんは「地方都市の観光PRは、年間訪日外国人観光客4000万人の目標達成に向けて非常に重要だと思う。東京、京都、大阪、沖縄、北海道などの人気スポットに続いて、より多くの観光資源を開拓する必要がある。地方都市の経済発展を進める措置は、中国も学び参考にすべき」との考えを示した。(翻訳・編集/川尻)
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