遺棄化学兵器の処理間に合わず、期限を10年延長=日本外務省―中国メディア

Record China    2012年2月17日(金) 11時46分

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16日、日本外務省の発表によると、日中両政府は戦前の日本軍が中国に遺棄した化学兵器の処理期限を10年延長することで合意した。資料写真。

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2012年2月16日、日本外務省の発表によると、日中両政府は戦前の日本軍が中国に遺棄した化学兵器の処理期限を10年延長することで合意した。中国新聞社が伝えた。

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中国・吉林省敦化市ハルバ嶺には、遺棄された化学兵器30〜40万発が埋まっているとみられ、日本は大規模な処理施設の建設を行っているが、予定していた2012年4月中の完了は難しいと両国が判断し、その期間の延長が話し合われた。

共同通信社の報道によると、処理期限の延長は、国際機関の化学兵器禁止機関(OPCW)から承認を得ており、2022年内には処理を完了したいと日本の外務省は発表した。

日本は1997年に発効した「化学兵器禁止条約(CWC)」に基づき、2000年から中国の遺棄化学兵器処理を開始していた。(翻訳・編集/内山)

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