2018年3月29日、日本で起きた年金データの入力ミス問題をめぐり、参考消息網は日本のネットユーザーから「中国人と一緒に働きたい」との声が上がったことを伝えた。

この問題は日本の業者が日本年金機構から委託されたデータ入力業務の一部（約500万人分）を契約に反して中国の業者に再委託し、中国側は手作業でミスなく仕上げたが、日本側でこれを整理する際に誤変換が発生、約55万人の源泉徴収票に誤りが生じたというものだ。

記事は当初、中国に業務を委託したことに矛先が向けられたが、問題はやはり日本側にあったことが示されたと指摘。さらに「日本年金機構の関係者は同社に対する失望を示したが、過去には同組織の前身で5000万件に上る年金記録問題が発覚している」「きめ細かさや真面目さで名高い日本社会だが、突然このようないい加減な出来事が起きた」などと説明した上で、日本のネットユーザーから「少なくとも日本の若者より中国人と仕事がしたい」「中国人の若者と仕事をした。極めて優秀だった」といったコメントが寄せられていると報じた。（翻訳・編集/野谷）