覇権国交代で韓国は苦渋の選択を迫られる=中国に頼るか日本に接近するか―韓国紙

Record China    2012年2月14日(火) 11時28分

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13日、ブレジンスキー元米大統領補佐官は最新の著書で「中印の台頭で米国が衰退し、韓国は地政学的危機に陥り、中国に頼るか、日本と手を結ぶかの選択を求められる」と予想した。写真は12年1月、中国を訪問した韓国の李明博大統領。

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2012年2月13日、韓国紙・朝鮮日報によると、ブレジンスキー元米大統領補佐官は最新の著書で「中印の台頭で米国が衰退し、韓国は地政学的危機に陥る」と予想した。環球時報(電子版)が伝えた。

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ブレジンスキー氏は、覇権国交代の影響を受ける国としてグルジアと台湾、韓国を挙げ、韓国には「中国の覇権を受け入れて接近する」道と「歴史問題を捨てて日本との関係を強化する」二つの道があるとし、「米国の後押しなき日本が中国に対抗できるかは未知数。『核の傘』への信頼を失えば、日韓は新たな傘を探すか、核武装を迫られるだろう」「中国は朝鮮半島統一にも決定的影響を及ぼす。韓国は『米韓同盟の縮小』と『中国の後押しする統一』の取引を迫られる可能性がある」と予測した。

ブレジンスキー氏は、米国が太平洋の反対側にある中国の影響を20年後に受けるとすれば、隣接する韓国は5〜10年後にあらゆる分野で中国からの圧力を受けるだろうと予想し、「米国が朝鮮半島から手を引く時は近い。中国に頼るか、日本と手を結ぶかの選択を求められる」「中国に頼るとは、付属品のごとく屈服し、圧倒的影響の下で延命を図るという意味で、日本と手を結ぶことについてはもはや説明の必要もない。あらゆる政治勢力は、5000万人の国民をどちらに導くか決断しなければならない」と述べた。

朝鮮日報は「ブレジンスキー氏の投げかけた問いに、韓国は答えを提示しなければならない」と締めくくっている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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