Record China 2018年3月28日(水) 17時20分
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27日、海外の華人向けポータルサイトに、「天宮1号がもうすぐ落下、あなたを直撃する可能性はどれぐらい?」とする米紙ニューヨーク・タイムズの記事が掲載された。写真は地球。
2018年3月27日、海外の華人向けポータルサイトに、「天宮1号がもうすぐ落下、あなたを直撃する可能性はどれぐらい?」とする米紙ニューヨーク・タイムズの記事が掲載された。
2011年9月に打ち上げられた中国の宇宙ステーション実験機・天宮1号は31日から来月4日の間に大気圏に再突入すると予測されている。地球にその一部残骸が落下する可能性があるとされているが、記事は専門家のコメントとして「大量の金属が降り注ぐ可能性は1兆分の1以下。基本的にはゼロだ」と説明。専門家によると、「天宮1号の破片直撃よりも、稲妻に打たれる確率や道路横断時に危険に遭遇する確率の方がはるかに高い」のだそうだ。
記事は、天宮1号が安定した状態を保っていることを指摘した上で、「ただ、どこに落下するかは最後の数時間にならないと分からない」という。また、中国が設計の詳細を明らかにしていないため、地表に到達する残骸量を高い精度で見積もることは困難としている。(翻訳・編集/野谷)
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