中国本土とのマイカー相互乗り入れに反対、大規模な抗議デモ―香港

Record China    2012年2月13日(月) 19時1分

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12日、香港と中国本土とのマイカー相互乗り入れが、早ければ来月から始まることを受け、これに抗議する大規模なデモが香港のビクトリア公園で行われた。写真はマイカー帰省後の海南省海口市の渋滞。

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2012年2月12日、香港と中国本土とのマイカー相互乗り入れが、早ければ来月から始まることを受け、これに抗議する大規模なデモが香港のビクトリア公園で行われた。米ボイス・オブ・アメリカ中国語版ウェブサイトが伝えた。

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中国本土ドライバーの「交通規則を守らない危険な運転」が香港住民の安全を脅かすとして、ソーシャルメディアで呼び掛けられた多数の人々がビクトリア公園に集まった。未成年の子どもを連れて参加した張さんは「中国本土で運転したことがあるが、危ない場面をこの目で何度も見た。香港の役人たちも実際に行って運転してみるべき」と怒りをあらわにする。

香港は1997年に中国に返還された後も英国式の「右ハンドル」を採用している。これに対し、中国本土は「左ハンドル」。これでは危険運転に輪をかけるようなものだと、デモ参加者は猛反発。これに加え、大気汚染を心配する声も上がっている。狭い土地に中国本土から大量の車が入り込めば、空気が汚れるのは必至というものだ。

ここ数カ月、香港では中国本土出身者とのもめ事が多数発生。中国本土妊婦の越境出産や地下鉄車内での言い争い事件などから、本土出身者に対する反感が高まっている。(翻訳・編集/NN)

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