Record China 2012年2月13日(月) 6時55分
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10日、2011年に中国でハッカーの侵入被害を受けた企業は19万9665社に上った。写真はアンチウイルスソフト「瑞星」のサイト。
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2012年2月10日、人民網日本語版によると、北京瑞星信息技術有限公司が8日に発表した「瑞星2011年度企業安全報告」から、2011年に中国でハッカーの侵入被害を受けた企業が19万9665社に上ることが分かった(ウェブページで計算)。攻撃元のIPアドレスの65%は海外のもので、企業間の無為な競争が発展してハッカーを動員するケースもあり、産業全体の安全リスクを大幅に増大させているという。
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結婚サイトの百合網が被害を受けたケースをみると、ライバル社が直接ハッカーを雇い、百合網側に112万元(約1344万円)の経済的損失を負わせた。こうした企業間の無為な競争による相互攻撃といったケースが、2011年は大幅に増加した。
教育や科学研究のサイト、オンラインゲーム関連のサイト、政府のサイトが最も攻撃を受けやすく、トロイの木馬の侵入を受けやすいという。国家機関、機密事項に関わる機関、科学研究機関、大学、金融機関といった国家機密や資金の安全に関与する企業・機関は、一般の企業よりもハッカーから技術的に難しい攻撃を仕掛けられることが多く、攻撃される頻度も一般企業を大きく上回るという。(編集/TF)
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