2018年3月26日、主演映画「神探蒲松齢之蘭若仙踪」の発表会に出席したジャッキー・チェン（成龍）が、人気を得た若い俳優や女優たちに忠告のメッセージを送った。新浪が伝えた。

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ジャッキー・チェン主演の時代劇サスペンス＆コメディ映画「神探蒲松齢之蘭若仙踪」が、来年の旧暦元旦に当たる2月5日公開が決定。今月26日、北京市で発表会が行われた。

この映画でジャッキー・チェンは、怪異小説「聊斎志異」で知られる清朝初期の小説家、蒲松齢（ほ・しょうれい）を演じている。近年はアクションを控えめに重厚な演技を見せるなど、新たな挑戦が続くジャッキー・チェンだが、その努力は賞を獲得するためではなく、俳優として誠実でありたいからだとコメント。100年後の世界にも自分の映画が残るのが理想であり、「ブルース・リーに続いてジャッキー・チェンがいたと、人々に記憶してもらえれば満足だ」と語っている。

毎回、作品に全身全霊を注ぐジャッキーだが、それだけに周囲が気になるのか、最近は若手スターへの苦言を口にすることも多い。この日も今までに共演した若手スターを話題にし、記者会見などで「勤勉」「演技力が優れている」と褒め言葉を口にしたことについて、「ほんの社交辞令だったこともある」と暴露。若手スターの素顔を知るには、現場の末端のスタッフに聞くのが一番だといい、「そういったスタッフに、現場での態度や、勘違いしていないかなどを聞いてみればいい」と取材陣に向けて提案。「自分をスターにしてくれるのはスタッフ一人一人だということを忘れてはいけない」と、新世代のスターたちへアドバイスするメッセージも送っている。（翻訳・編集/Mathilda）