2012年2月7日、韓国の聯合ニュースによると、北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は先月28日付で、新指導者、金正恩（キム・ジョンウン）氏について、「10代で人工衛星打ち上げの陣頭指揮をとった」と称賛する政治コラム「政論」を掲載した。8日付で中国新聞網が伝えた。

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記事は、「北朝鮮をさらに光り輝かせることができる若く偉大な指導者、金正恩同志を最高指導者、最高司令官として仰ぐことは、北朝鮮にとって幸運で光栄なこと」と強調。さらに、金氏は10代で早くも非凡な政治的見識を見せつけ、人工衛星打ち上げの陣頭指揮もとったとした。

このほか、在日朝鮮人の団体、在日本朝鮮人総聯合会（朝鮮総聯）の中央機関紙・朝鮮新報は6日、金氏を「若くして功を成した」人材であるとし、「われわれはとても安心だ」と報じた。

記事によると、朝鮮中央テレビや労働新聞をはじめとする北朝鮮メディアはここ数日、祖父の金日成（キム・イルソン）主席と父の金正日（キム・ジョンイル）総書記の若い時の活動を頻繁に報道、これらと正恩氏を結びつけることで権威づけを図る狙いがあるとみられている。（翻訳・編集/NN）