Record China 2012年2月8日(水) 8時0分
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3日、江蘇省鎮江市で水道水の異臭事件が起こった。調査の結果、鎮江に停泊していた韓国籍船舶の排水が原因となった可能性が高いとみられている。写真はスーパーのミネラルウォーター売場。
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2012年2月3日、江蘇省鎮江市で水道水にフェノール類が混入し、異臭が発生する事件が起こった。政府の対策チームは鎮江に停泊していた韓国籍船舶の排水バルブが閉まっていなかったことが原因となった可能性が高いと発表した。7日付けで環球時報が伝えた。
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4日未明には水質は正常に戻り、現在江蘇省の海事、環境保護および出入国検疫部門が証拠資料を収集している。
江蘇省疾病予防コントロールセンターの専門家は、今回水道水に混入したフェノール類の濃度は低く、人体に悪影響は及ぼさないと指摘した。米国環境保護庁(EPA)の定める基準では、人体に悪影響を及ぼす最低の濃度は1リットルあたり3.5ミリグラムで、鎮江市で検出されたフェノール類の濃度は、基準を大きく下回る1リットルあたり0.001〜0.132ミリグラムだった。
鎮江市は水源の水質測定の回数を4時間に一回から1時間に一回に増やし、浄水場でもフェノール類などの有機物を検査項目に加えて水道水の安全確保に努めると発表、水道管から汚染水を排出する過程で市民が経済的損失を受けたことを考慮し、2月分の水道料金を半額にすることを決定した。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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