Record China 2018年3月24日(土) 16時20分
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23日、台湾メディアの中時電子報は、日本のトイレットペーパーが以前より長くなっており、この背後には3つの社会現象が関係していると分析する記事を掲載した。写真はトイレットペーパー。
2018年3月23日、台湾メディアの中時電子報は、日本のトイレットペーパーが以前より長くなっており、この背後には3つの社会現象が関係していると分析する記事を掲載した。
記事は、最近台湾でトイレットペーパーの買い占め騒動が起きたことに言及し、「日本人のトイレットペーパーに関する習慣は台湾人と異なる。日本ではロール式が多いが、台湾では抽出式を好んで使用しており、ロール式はオフィスや公共のトイレで使うことが多い」と違いを指摘した。
その上で、聯合報の記事を引用し、「生産技術の進歩により、日本のロール式トイレットペーパーの長さはこれまでのシングル25メートルから、同じ体積で50メートルにすることができるようになった。さらに、3倍の長さの新製品をリリースしたメーカーもある」と伝えた。
記事は、「トイレットペーパーが長くなったことは日本の主婦に歓迎されている。台湾の年配女性のように買占める必要がない」などと伝えた。そして、「日本のトイレットペーパーに長さ革命が起きた理由は、3つの社会現象が関係している」と主張する。
その1つが「限られた収納スペース」だ。記事は「現代人は晩婚または結婚しない人の割合が高く、賃貸に住む人が多いため、収納スペースが小さい。このため、トイレットペーパーの長さが倍になると買い占める必要性が減り、買い出しの頻度も減らすことができる」とした。
2つ目は「少子高齢化」。「労働力が不足しており、スーパーやなどでは人手不足となっている」と指摘し、「消費者がトイレットペーパーを購入する回数が減れば、品出しする回数も減り、在庫も減らすことができて販売店にとっても良いこと」とした。
3つ目は「物流コストの削減」。記事は「長いトイレットペーパーは使用期間も長くなるため、配送回数を減らすことができ、包装コストも少なくなるので、トイレットペーパーメーカーの利益が増える」と分析している。(翻訳・編集/山中)
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