旧正月連休中に日本を訪れた中国人観光客増加―中国メディア

Record China    2012年2月4日(土) 20時6分

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3日、今年日本を訪れた中国人観光客が、昨年3月の東日本大震災発生前の7割前後に回復しており、年間では過去最高を更新するとみられている。写真は熊本の温泉。

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2012年2月3日、新華ネットの報道によると、今年日本を訪れた中国人観光客が、昨年3月の東日本大震災発生前の7割前後に回復しており、年間では過去最高を更新するとみられている。日本の観光業界の試算で明らかになった。

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昨年3月の大震災と原発事故の影響を受け、日本を訪れる中国人観光客は激減した。観光業の回復を促すために、日本政府は宣伝に力を入れ、中国の個人観光客への数次観光ビザの発行条件を緩和した。

ビザの発行条件を緩和した昨年7月1日以降、約10万人の中国人がビザの申請を行った。今年の春節(旧正月、今年は1月23日)連休期間中、日本を訪れた中国の個人観光客は昨年の春節連休期間と比べて約2倍に増えた。

陝西省西安市在住の蔡さんは、子供と一緒に日本を訪れ、春節を過ごした。「日本へ来る前、原発事故について専門家から話を聞き、観光では健康への影響はないと聞いて安心した。日本のきめ細かいサービスが印象的で、機会があればまた訪れたい」と話した。

日本の多くの店舗が春節期間中にバーゲンセールを行い、中国人店員が対応した。有名百貨店でも、中国人観光客のショッピングに便宜を提供するために、中国のデビットカード「銀聯カード」での決済サービスを始めた。銀座ではいたるところで中国人観光客がみられた。池袋のホテルに宿泊した中国人観光客は昨年同期の3.5倍に増えた。観光業界の研究機関によると、春節期間中の中国人観光客による消費は、日本の小売業全体の10%を占めた。

今年は日中国交正常化40周年にあたる。日本の観光業界は、今年の業績は昨年を上回るとみており、民間の交流活動が大幅に増加し、訪日観光客数が2010年に記録した延べ141万3000人を上回り、過去最高を更新するとみている。(編集/TF)

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