越境出産問題で高まる反中国本土感情=香港政府は本土妊婦受け入れ数削減を検討―香港

Record China    2012年2月5日(日) 15時21分

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3日、香港特別行政区食物・衛生局の周一岳局長は、香港政府が2013年の非香港永住者の出産割当枠調整を検討していると明かした。写真は上海の高級月子センター、産じょく期の女性と赤ちゃんを休養させる施設。

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2012年2月3日、香港特別行政区食物・衛生局の周一岳(ジョウ・イーユエ)局長は、香港政府が2013年の非香港永住者の出産割当枠調整を検討していると明かした。BBC中国語版が伝えた。

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2011年、香港では8万8000人の赤ちゃんが誕生した。その約半数が中国本土人が出産したもの。大部分が有料の市立病院で子どもを生んでいる。2012年の中国本土人に対する割当枠は3万4400人、うち3万1000人が私立病院となる。

中国本土人による出産増加に伴い、香港の産婦人科が占拠されるなどの問題が注目を集めている。1日、香港紙アップルデイリーに掲載された一面広告は、政府に中国本土人の出産を制限するよう求めている。広告にはイナゴの写真が使われ、本土人が香港を食い荒らすイナゴだと暗示している。

越境出産問題を中心として、香港人の反本土感情は高まりを見せている。先日は香港地下鉄内で子どもにお菓子を食べさせる本土人の母親の映像がウェブで公開され話題となったほか、北京大学の孔慶東(コン・チンドン)教授が「香港人は犬畜生」と地下鉄動画にコメントしたことが注目された。(翻訳・編集/KT)

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