中国人の白タクや無許可ガイド、イタリアでも問題化―中国メディア

Record China    2018年3月22日(木) 11時0分

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21日、国際在線によると、中国人による白タクや無許可ガイドの増加が欧州でも問題となっており、イタリア当局はこのほど取り締まりに力を入れ始めた。資料写真。

2018年3月21日、国際在線によると、中国人による白タクや無許可ガイドの増加が欧州でも問題となっており、イタリア当局はこのほど取り締まりに力を入れ始めた。

イタリアで運送業者などが取得する営業用運転免許は、当局が実施する特別な試験を通過しなければならない。政府は各都市ごとにタクシーの数を制限しており、毎年新たに開放される枠は少ないそうだ。営業用運転免許のナンバープレートは売りに出されることもあるが、約20万ユーロ(約2620万円)と高額だといい、さらに、イタリアではタクシーが営業する場合、居住地から半径50キロ以内、住んでいる自治体の中で運行しなければならないという。

記事によると、運転免許試験の難しさなどから、イタリアでは白タクや無免許ガイドが横行している。北西部の都市・プラートの警察当局は16年3月、駅で客待ちをしていた白タクの中国人運転手3人を摘発し、数千ユーロの罰金を科したという。北部の大都市・ミラノでもここ数カ月、中心部の高級ホテル前で客待ちをしている中国人運転手の姿がしばしば確認されているといい、ミラノの警察当局は「車は普通車、運転手も客も中国人だ」と説明しているとのこと。

一方、中国・イタリア文化協会の周毅(ジョウ・イー)会長は「中国人観光客が急増し、運転手が必要になっている。イタリアは市場を開放すべきだ」と主張しているという。(翻訳・編集/大宮)

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