2011年、離婚した夫婦211万組超で過去最高、増加率は減少傾向に―中国

Record China    2012年2月4日(土) 11時26分

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2日、中国で2011年に離婚した夫婦は211万組を突破し、過去最高を記録。離婚件数は実質8年連続で増加しているが、増加率は大幅に減少した。写真は湖南省長沙市芙蓉区の婚姻登記処。

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2012年2月2日、中国民政部の発表によると、2011年に全国で離婚した夫婦は211万組を突破、過去最高を記録した。法制晩報が伝えた。

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2011年の1年間に全国の民政局で離婚手続きを行った夫婦は211万1486組。民政部の5年間の統計によると、2007年の離婚件数は約140万件だったが、2010年には約196万件に上昇。昨年初めて200万件の大台を突破した。一方で、4年連続で10%を超えていた離婚件数増加率が、昨年は7.65%と初めて10%以下に減速した。これらの数字は民政局で受理した離婚件数のみで、裁判所での離婚判決を含めると全国の離婚件数は8年連続で増加しており、実際の離婚件数もさらに多くなる。

国内31の省(市・自治区)で、昨年最も離婚が多かったのは四川省の18万6474組。2位は山東省の12万7850組、3位は江蘇省の12万7196組となっている。北京市は24位の3万2999組で、前年より404組増えているが、その増加率は1.2%と過去7年間で最も低い数字となった。増加率の減少について、北京市民政局婚姻登記管理処の職員は「手続きに訪れた夫婦に対して、窓口はその離婚理由をじっくりと聞き、修復可能と判断できれば彼らを根気強く説得している。その効果だ」と説明している。(翻訳・編集/本郷)

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