13日から訪米の習近平・中国副主席、アイオワで地元農家と27年ぶり再会へ―米紙

Record China    2012年2月11日(土) 15時34分

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1日、中国の習近平・国家副主席が13日からの訪米で、27年前に河北省の地方幹部として訪米した際に世話になったアイオワ州のサツマイモ農家の夫婦らと再会することになった。写真は中国の白酒。

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2012年2月1日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家副主席が13日からの訪米で、27年前に河北省の地方幹部として訪米した際に世話になったアイオワ州のサツマイモ農家の夫婦らと再会することになった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道として上海の夕刊紙・新聞晩報が伝えた。

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記事によると、習副主席は訪米時にアイオワ州のムスカティンという小さな町を訪れる。ここは27年前に副主席が河北省正定県の共産党委員会書記だったころ、代表団を引き連れて農場視察をした場所。その際、副主席は地元のサツマイモ農家の家に2晩泊めてもらった。

農家の夫妻は当時について、「朝はコーヒーではなく紅茶を出したことを覚えている」と話す。世話になった礼にと副主席から中国の白酒が贈られた。副主席はこのほか、オレゴン州とカリフォルニア州も訪れたが、この農家で過ごした時間が最も忘れ難い思い出になったようだ。

昨年訪中したアイオワ州のブランスタッド知事が副主席と会談、その席で副主席は開口一番に「1985年4月26日、アイオワ州の州都にある知事のオフィスでお会いしました」とあいさつ。当時世話になった人たちの名前も次々と飛び出し、知事を驚かせた。

ムスカティンではほとんどの人が、当時視察に訪れた地方幹部が今では中国の次期最高指導者といわれるほど出世したことを知らなかったという。副主席のこの再訪について、記事は「米国人に親しみを与えるよい機会。これで好感度が上がるのは間違いない」と伝えている。(翻訳・編集/NN)

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