金正日総書記の生前最後の指示?人民元など外貨の使用を禁止=市民生活に影響―北朝鮮

Record China    2012年2月2日(木) 7時7分

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30日、韓国で発信された英字ニュースによると、北朝鮮で人民元や米ドルなど外貨の使用が禁止され、市民生活に大きな影響が出ている。同記事は、この政策が金正日総書記が生前に発したものであると報じている。資料写真。

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2012年1月30日、韓国で発信された英字ニュースによると、北朝鮮で人民元や米ドルなど外貨の使用が禁止され、市民生活に大きな影響が出ている。同記事は、この政策が金正日総書記が生前に発したものであると報じている。AFP通信の報道を2月1日付で和訊網が伝えた。

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韓国の対北朝鮮人道支援団体・グッドフレンズが1月30日に発信した英字ニュースによると、北朝鮮当局は市民に対し、外貨を北朝鮮ウォンに両替するよう指示している。人民元やドルなど外貨の使用者に対しては厳罰を与え、すべての外貨を没収するという。同ニュースは、人民元の使用禁止は新政権の政策の1つで、北朝鮮の中国経済依存を軽減するためと分析している。

北朝鮮では、09年末の通貨切り下げ政策の失敗以降、広く人民元が使用されてきた。市民が買い物をする場合、人民元かドルによる支払いでないと販売を拒否する店舗が多く、外貨獲得能力のない一般市民の生活をより一層苦しいものにさせているという。

韓国ソウルに本部を置く脱北者が運営するニュースサイト・デイリーNKも、北朝鮮で人民元とドルの使用が禁止されたニュースを報じ、「市場の大多数の人々は人民元を使って取引しているため、今回の措置は混乱を招くだろう」と解説している。(翻訳・編集/HA)

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