<旧正月>中国人観光客数が回復、小売業界売り上げは10%増の予想も―日本

Record China    2012年1月27日(金) 18時17分

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26日、日本の華字紙は、旧正月の大型連休に伴って日本を訪れる中国人観光客が増加し、日本の小売業界はこの機を逃すまいと各地で激戦を繰り広げていると報じた。写真は日本の観光地。

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2012年1月26日、日本の華字紙・日本新華僑報(電子版)は、春節(旧正月)大型連休に伴って日本を訪れる中国人観光客が増加し、日本の小売業界はこの機を逃すまいと各地で激戦を繰り広げていると報じた。中国新聞社が伝えた。

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中国では、春節(今年は1月23日)を挟んで通常で1週間、個人商店や一部企業では数週間の長期休暇に入る。こうした長期休暇を利用して海外旅行を楽しむ中国人は年々増加しており、日本も人気のある目的地の1つに数えられている。昨年は、東日本大震災の影響で大幅に減少したものの、最近になってようやく回復してきたという。

日本百貨店協会は、東日本大震災後に激減した中国人観光客数が、春節を迎えて例年の9割程度まで回復してきたと推計している。また、東京・池袋地区のホテルが受け入れた中国人観光客の数は、昨年同時期に比べて2.5倍に増加している。

百貨店を中心とする小売業界は、多くの中国人観光客が来日するこのチャンスを逃すまいと、割引セールの実施や中国語対応スタッフを増員するなど、様々な対策を講じている。

百貨店大手・高島屋日本橋店では、漆器や織物など日本の伝統工芸品20種類以上を1階の最も目立つ場所に展示している。表参道の大型ショップでは、高級衣料品や化粧品を並べ、中国人観光客にアピールしている。電子製品も中国人観光客には人気が高い。中国最大の家電量販店「蘇寧電器」は、東京・銀座に支店を開設し、多くの中国人観光客を引き付けている。

ある研究機構は、中国人観光客のショッピングによって、春節期間中に日本の小売業界の売り上げ高が10%以上増加すると予想している。(翻訳・編集/HA)

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