ダボス会議に中国から「大物」出席せず、過去30年で初めて―中国紙

Record China    2012年1月26日(木) 19時20分

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25日、スイスで開幕した世界経済フォーラム(WEF)主催の年次総会(ダボス会議)に中国から首脳級が参加しないことに対し、様々な憶測が流れている。写真は昨年、夏季ダボス会議に出席した国家発展改革委員会の張暁強主任。

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2012年1月25日、スイスで開幕した世界経済フォーラム(WEF)主催の年次総会(ダボス会議)に中国から首脳級が参加しないことに対し、様々な憶測が流れている。法制晩報が伝えた。

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今年、中国から出席するのは国家発展改革委員会の張暁強(ジャン・シャオチアン)副主任。2009年の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相、2010年の李克強(リー・コーチアン)副首相、2011年の陳徳銘(チェン・ドーミン)商務部長といった大物と比べると、少し物足りない感じは否めない。

英紙フィナンシャル・タイムズは「中国が慣例を破り、大物を出席させない」と報道。その理由は「ちょうど春節(旧正月)とぶつかるため」としているが、アナリストの間では「国内の安定に専念するため」との見方が広がっているようだ。同紙によると、中国は開催日をずらして欲しいとの要望をWEF側に伝えたが、受け入れられなかったとの情報もある。

今回のダボス会議には各国首脳や閣僚、企業経営者、学者など約2600人が出席。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長、ドイツのメルケル首相、英国のキャメロン首相など40人の首脳級、85人の大臣級が顔をそろえると伝えられている。(翻訳・編集/NN)

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