Record China 2018年3月16日(金) 16時0分
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15日、中国中央テレビは、消費者権利保護デーの特別番組で、日本と韓国から輸入された歯ブラシの60%が不合格となったことを伝えた。写真は歯ブラシ。
2018年3月15日、中国中央テレビ(CCTV)は、消費者権利保護デーの特別番組で、日本と韓国から輸入された歯ブラシの60%が不合格となったことを伝えた。
CCTVでは毎年3月15日の消費者権利保護デーに特別番組を放送し、企業による消費者の権利を損なうような行為を取り上げ、糾弾している。これまでにも多数の日本企業がやり玉に挙げられてきた。一方で、昨年「禁輸対象食品を販売していた」とする無印良品への指摘と批判が誤報だったことが発覚し、取材や放送のあり方に対する疑問も出ている。
今年の同番組では、「遼寧省の検疫当局が同省大連市で販売されている日本、韓国から輸入された歯ブラシ20種類について抜き取り検査をしたところ、毛先が鋭角になっている、あるいは毛羽立ちがあることで口腔内を傷つける可能性があり、わが国の歯ブラシ製品基準に適合していなかった。その後、省内の日韓輸入歯ブラシ100ロットの抜き取り調査を実施した結果、60%超が不合格となった」と紹介されている。
これに対し、中国のネットユーザーからは「じゃあ国内の歯ブラシはどうなんだ。なぜ取り上げない?」「そもそも不合格品がどうして市場に流通しているんだよ」「輸入業者は利益のことしか考えていないから、輸入されるのはみんな日本や韓国では品質が悪いとされる品物なんだ」「実はメード・イン・チャイナだったりして…」といったコメントが寄せられた。
調査を行った当局を評価、称賛する声も見られたが、それ以上に疑問や不満をぶつけるユーザーが見られる。中には「歯ブラシは換えればいいから大きな問題にならない。それよりも国内の食品安全問題を何とかしてほしい」と訴える声もあった。(翻訳・編集/川尻)
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