現代っ子は仕事よりも大学進学―中国

Record China    2007年2月17日(土) 14時17分

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現在の中国は、大学の進学率が大幅に伸びてきた。「手に職を」という専門学校は、もう魅力がないのだろうか。写真は、調理専門学校の外国講師と生徒たち。

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2007年2月17日、大学が学生募集数を拡大したために、専門学校は大きな影響を受けている、と報道された。

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中国の普通高校の生徒数は、1996年は770万人、そして2005年は2410万人で、10年で3倍以上伸びている。一方、専門技能などを学ぶ商業高校や工業高校、中学卒業者を対象とした専門学校の生徒数は、1996年は396万人、そして2005年の582万人と約1.5倍の伸び率に過ぎない。

急速な経済発展の恩恵を受け、家庭の経済状況にもゆとりが出来てきたことの現われで、より高い学歴がより高収入の職業に付けるチャンスが広がることから大学進学を希望する層が増えている。

生涯賃金を考えた場合、現代の中国青年たちは、仕事よりも進学優先という考えに変化しつつあるようだ。

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