メンツの贈り物で旧正月特需、高級ブランド品の販売が好調―中国

Record China    2012年1月21日(土) 17時7分

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19日、旧正月を目前に控えた中国で、プレゼント目的の購入が増加したことで高級ブランド品の販売が好調となっている。写真は武漢の機関の忘年会。

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2012年1月15日、米USAトゥデイ紙によると、春節(旧正月、今年は1月23日)を目前に控えた中国で、プレゼント目的の購入が増加したことでグッチやカルティエなど高級ブランド品の販売が好調となっている。個人的な贈り物のほか、企業が従業員にルイ・ヴィトンのバッグやアップルのタブレット型端末iPadを忘年会の賞品として贈るケースも少なくない。19日付で環球時報が伝えた。

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胡潤研究院の設立者であるルパート・フージワーフ(胡潤)氏は「欧米人と比べて中国人は贈り物に出費を惜しまない傾向がある。特に旧正月に顕著だ」と指摘しており、米ファンドのベインキャピタルも中国における高級ブランド品の販売に個人やビジネス上の贈り物が占める割合は25%に達すると試算している。

中国人はメンツを大事にすることから、ごく一般的な中産階層であっても成功の証でもある高級ブランド品を日々の生活費を切り詰めてでも身に着けたがる傾向が高く、消費者のこだわりも強いという。また、富裕層は中国経済が崩壊しない限りブランド品を買うのをやめないだろうと業界関係者は話している。(翻訳・編集/岡田)

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