読書好き都市トップ3は北京・上海・広州、売れる本から見える地域性―中国

Record China    2012年1月23日(月) 20時56分

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20日、インターネット販売大手のアマゾン中国が各都市における年間図書販売数に基づき、2011年度の中国の読書好きな20都市を発表した。都市それぞれの文化や性格が読書に反映されている。写真は北京の本屋。

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2012年1月20日、中国経済網によると、インターネット販売大手のアマゾン中国が各都市における年間図書販売数に基づき、2011年度の中国の読書好きな20都市を発表した。

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結果は、1位から順に北京、上海広州深セン、南京、天津成都武漢杭州重慶西安蘇州瀋陽長沙、大連、鄭州、東莞、仏山青島、済南と並んだ。

特筆すべきなのは、都市それぞれの文化や性格が読書に反映されているということだ。例えばリラックスしたライフスタイルで有名な成都の市民が最も好むのは芸術や写真関係で、趣味を通じた豊かな余暇ライフがうかがえる。天津市民は料理や飲食、演芸関連を好み、グルメな天津市民や演芸の街としての豊かな芸術背景が見えてくる。「庭園の街」として知られる蘇州の市民は園芸関係の本を好み、教育熱心な杭州では児童書や漫画がよく売れている。

さらに、上位4都市の北京、上海、広州、深センでは、生活テンポが早く仕事のプレッシャーも高いことを反映して、メンタル関係の本が通年他の都市よりも特によく売れている。また、吉林省延辺朝鮮族自治州新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州など辺境の町では、学生の補習教材が驚くほどよく売れている。これは、インターネット購入を通じて地理上の不利を克服し、学習に必要な教材を得ようとすることの表れとみられている。(翻訳・編集/中原)

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