Record China 2018年3月12日(月) 17時0分
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11日、東日本大震災から7年目のこの日、オリンピックチャンネルが公開した羽生結弦の動画が中国のファンの心をとらえている。写真は平昌五輪の羽生結弦。
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2018年3月11日、東日本大震災から7年目のこの日、オリンピックチャンネルが公開した羽生結弦の動画が中国のファンの心をとらえている。
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オリンピックチャンネルのツイッター公式アカウントは同日、「2つの五輪でチャンピオンになったフィギュアスケートの羽生結弦。7年前の今日、地震と津波が日本を襲い、彼は故郷のスケートリンクを追われた。彼の物語」とツイートし、動画を掲載した。
2分ほどの動画では、映像と音楽、そして英語の文章で羽生と東日本大震災について紹介されている。当時16歳の羽生が仙台のスケートリンクで被災したこと、スケート靴を脱ぐまもなく避難したこと、大きな地震と津波によって1万5000人以上が犠牲になったこと、羽生の家族が避難所で過ごしたことなどがつづられる。
そして、トリノ五輪のフィギュアスケート女子シングルで金メダルを獲得した荒川静香さんの励ましを受けた羽生が練習を重ね、2014年のソチ五輪男子シングルで日本人初の金メダルを獲得したこと、4年後には連覇に成功したことを羽生の演技映像とともに紹介。「羽生は多くの時間とお金を被災地に投じてきた」「平昌五輪での演技は被災した人々に捧げるものだった」とし、羽生が平昌五輪後に口にした「僕がここにいられるのは、僕を支えてくれたすべての人のお陰」という言葉を最後に紹介している。
この動画は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の羽生のファンアカウントが中国語の字幕付きで転載しており、多くのファンの感動を呼んでいる。寄せられたコメントには、「泣きそうになった」「たった16歳の若者が被災地のために頑張っていたんだ」「彼が地震を振り返っている時、私はいつも心が痛む」「本当に強くて優しくて努力家。彼が無事でよかった。そして7年前に被災した方々の幸運を祈ります」「泣いた。以前、日本の地震のことをそれほど気にしていなくてごめんなさい。羽生くんが私を変えてくれた」などがある。
また、「7年前の日本の地震にはほとんど注目していなかった。それどころか、少し喜んだりもしてしまった。今になってどれだけ自分の心が狭かったのかに気付いて、亡くなった方々に祈りをささげた。羽生さん、そして日本の皆さん、ごめんなさい。遅すぎてしまったけど」といった声や、「見終わって胸が締め付けられた。20歳そこそこなのにどうしてこんなにたくさんの困難が彼を襲うの?」「彼は本当にたくさんの人たちに力を与えてきた。日本人だけでなく、世界中の多くの人にね」といった声も見られた。(翻訳・編集/北田)
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