冬眠中のクマも起きて悲しげに鳴いた!?金総書記の死後、国内で神秘的な現象―北朝鮮メディア

Record China    2012年1月19日(木) 15時3分

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16日、北朝鮮メディアは、金正日総書記の死後、「冬眠中のはずのクマが路上で悲しげに鳴いた」「雨がないのに虹が出た」などの神秘的な自然現象が国内各地で確認されたと伝えた。写真は平壌。

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2012年1月16日、北朝鮮の朝鮮中央通信は金正日(キム・ジョンイル)総書記の死後、北朝鮮各地で特異な自然現象が発生したと報じた。18日付で環球時報が伝えた。

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民族大国喪が報じられた翌日の午後に黄海北道平山郡青鶴労働者区の上空に七色のきれいな虹がかかった。雨でも雪でもない天候下で出現した二重の虹は、その両端が2つの峡谷に届き、まるで谷間をつないでいるかのようだったという。

12月23日午後3時20分(現地時間、以下同)には、平壌市の党創立記念塔の上空にも虹が出現。その虹の片端は不思議なことに、記念塔の広場に設けられた弔意式場に向かっていた。また、大国喪の翌日、慈江道慈城郡慈城邑ネドン革命史跡地を訪ねていた人たちが、史跡地のモミの木の枝にとまって動かない一羽の鳥を発見。その鳥は悲報が伝えられた日の夕方からずっとその姿勢で固まっていたという。くしくもその枝は、数年前に金総書記が講師たちと一緒に記念撮影を行った場所からわずか数メートル離れたところにあった。

さらに12月23日正午、大興青年英雄鉱山の労働者たちが路上で悲しげに鳴いている3頭のクマを目撃。1頭は親で2頭は子であった。この時期冬眠中であるはずのクマが、総書記が通っていた道路に昼間から現れ、大きな声で長い間鳴いていたのは実に不思議な現象だ。目撃した労働者たちは、天から賜った偉人の逝去を知って獣も悲しげに鳴いたと感慨深げに語っている。(翻訳・編集/本郷)

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